とりあえず騒音対策「ボンネットガード(かいおんくん)」
雑記の方でお伝えしたように、ロードスターというかマツダのエンジンはなんかガラガラ・ジャーって音がして五月蠅い。
で、ロードスターのボンネットはアルミ製で軽くて良いのだが、エンジンルームから鉄のボンネットに比べて余計に騒音が漏れてくる。さらに軽量化の為にボンネット裏の断熱吸音材も無いため、特に高音の「シャー」とか「シャラシャラ」って音が響き渡る。
そこで、スーパーオートバックスで購入した「ボンネットガード(かいおんくん)普通自動車用(品番2500)」矢沢産業を張り付けてみた。
これ一枚で、全てを物語って説明が終わってしまう。
- 真っ直ぐ中央あわせで貼れば標準の製品のまま左右も全く切ったりしなくて良い。
- リア側は、バルクヘッド部のパッキンをさけた位置合わせればよい。
- バルクヘッド後ろのワイパーアーム収納位置に空気取り入れ口があるのだが、カバーがコストダウンで省かれているためしっかりマスキングしてから作業しなくては行けない。
後は説明書にあるように作業すればよいが、説明や注意がバラバラに書いてあるので念のためまとめると。
- エアコンの切り替えを内気循環にする。
- 長袖の作業着に付属の手袋、市販のマスクもして後でかゆかゆに成らないようにする。
- ボンネット裏を水で濡らした雑巾で良く拭き泥・埃を取る。
- 市販のブレーキクリーナーを吹き付けて油分を取る。
- ここで新聞紙でマスキング。
- デジカメでボンネット裏を撮影しておく。
- 製品を当ててみてマスキングテープなどで位置の目印を付ける。
- 少したるませながら梁に添うよう貼っていく。
- 全体に指や手で再度押して馴染ませる。(こすっては駄目)
- 製品表面の屑を払う。
- しばらく放って置いて風で新聞紙の上が綺麗になってからマスキングを剥がして終了。
- 適当に走行して更に屑を飛ばし、気になったらついでに洗車すればよい。
その後、説明書に有るとおり100kmくらいまで外気導入にしない、それが過ぎたらちゃんと貼り付いているか確認して、浮いていたら再度押しつけつつ内装用のホックをディラーで購入し止めてしまう。
そうそう、デジカメでボンネット裏を撮影しておかないと、何処に止められる穴があるか分からなくなるので注意って、私は忘れてしまったけど。
で、機能性はと言うと、アルミボンネット特有の高音ノイズがほとんど聞こえなくなり、こもり音やロードノイズやボディーの軋み音ばかり強調されてしまう。
私としてはとても満足だが、それが嫌いな方は早めに剥がせば後も残らない。
で、機能はともかく製品としては未熟で以下の点をメーカーにメールしておいた。
- 作業性を良くするため剥離紙にスリットが入っていない
- 汎用の取り付けプラスティックホックが付いていいない
- 表面がアルミや樹脂でコーティングされていないので毛羽立つ
- 同、表面が滑らないので張り付け時に作業性が良くない
- 付属手袋が何故か製品と一緒に袋に入っているので取り出すだけでちくちくする。
どうしても純正部品が欲しいという方は、マツダスピード架装車用の部品が有る。
ボンネットガードを購入した方が安いが、貼る手間の30分ほどが面倒くさいなら、まあ許せる価格かも。
(価格は変更されている場合もあります。)
部品名称 |
部品番号 |
員数 |
価格 |
インシュレーター、ボンネット |
NC69-56-681C |
1 |
\6,680 |
ファスナー、ボンネット |
GA2A-56-694 |
14 |
\100 |
実は今はこの純正を付けている、純正の方が取り付けが簡単(なんせホックを14個付けるだけ)なのだが、清音効果は若干だがボンネットガードの方が高いみたい。
ボンネットガードの方がちゃんと密着する上に、気持ち密度が高いせいか高音ノイズの減衰が良いみたいだ。
逆に言うと純正品は高温ノイズの減衰は甘いが、こもり音が出難く設計されているではないかな?
で、どちらが良いかと言うと甲乙つけがたく、貼る手間が嫌いな人は純正品。また、ホックは汎用品なので、カー用品店やホームセンターとかで買えば1個30円くらいかな?
工賃はディーラーで相談だけど、これくらいサービスだろうか?、私の場合は担当営業に押さえてもらってる間に自分でホック止め。
手間が気にならず安いほうが良い人は「ボンネットガードかいおんくん」。と評価は全く変わらず(w
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