DIY  見えないブレースバー製作
ロードスターはオープンカーだ。だからと言うわけではないが、屋根のないボディー開口部の強度が低いようで、段差を乗り越えたりするとボディーがユサユサと揺れるときもある。
でも私の車自体は、先代のモデルに比べ遙かに強度が上げられているためか、ボディーやフロントウインドウはほとんど目に見えては揺れないのだが、その振動が幌で共振して幌骨自体がぶるぶると鳴くことが稀に有る。
ロールケージを取り付ける下準備とシートベルト肩ハーネスの取り付け場所を探すため、リアのバルクヘッドパネルを外したまま走行していたら、その現象がより激しくなったので対策してみた。
photo Invisible Bar
これが、バルクヘッドパネルで、写真の上側がセンタートンネル側、下側が幌を折り畳んで載せておくリアトレイ部だ。
全体は0.5mm程度の鉄板で出来ているのだが、センタートンネル側の角には1mmくらいの補強板が入っている。車体に取り付けるとシートベルトアンカーの有る部分の基部とフロアパネルを結合しているわけだ。
で、写真のように1mm厚さの40mmx5mmのチャンネルを溶接して左右を結合してみた。
早速取り付けたところ、稀に出る幌の嫌な鳴きがほとんどしなくなった。もっともロールケージも取り付けちゃったので相乗効果かもしれないけどね。
まあ、先代のロードスターでこのぺらぺらなパネルを溶接したりリベット止めして強度を稼ごうとしている場合があるが、板自体を厚くするか角だけでも補強板を足さないと効かないと思っていたので、メーカーがやるだけに流石だなと思ったわけ。
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