勢いでロールケージ取り付け(今回は画像が大きいです)
ロードスターはオープンカーだ。つまり、JAFのA車両規定では6点式ロールケージを付けなくては成らない。
4点シートベルトの引き出しも面倒なので、NR-AクラスでJAF公認が取れているマツダスピードの(ほんとはクスコ製)ロールケージを購入し取り付けてみた。
もっともロールケージ取り付け方法なんてWEBページはいっぱいあるので、ロードスターNBシリーズ及びマツスピの特殊なところだけ紹介。
先ずはジャブで、巻いても巻かなくとも場所によっては車検に通ってしまうAピラー部。普通にパッド裂いてゼリー状瞬間接着剤で付けるだけだが、良く紐で縛ったりしているが、マスキングテープや養生テープはこーいうときのためにあるので紹介。
次に最初に付け始めるリア斜行バー部の位置決めと穴あけだが、ロードスターの場合一般的に仮組みしたケージの1カ所しか室内側から穴あけが出来ず、他の穴は裏板を当て感で開けるの普通だ。
んが、このマツスピの6点は当て板が以下の写真赤線の位置で勝手に決まってしまうために、最初から全ての穴を室外から開けられる。
位置決めに使うのは「ABSスピードセンサーケーブルグロメット」と「メイン(バッテリー)ハーネスグロメット」と「サイドパネル」だ。当て板を加工すれば前側にあと10mmは出しても大丈夫。そうすればAピラーにぎっちり付く。もちろん、左側は右の倣いでね。
で、穴が開いてリア斜行バーを取り付けるときに1点だけ問題がある、その解決策が以下の写真。
「メイン(バッテリー)ハーネス」と「テールランプハーネス」、「ABSスピードセンサーハーネス」がごっつい配線止めで止まっていて斜行バーと干渉する。丸囲いした小ぶりな配線止めに交換し、ハーネス類をタイラップで纏めればOK。
この、配線止めは、助手席のフロアカーペットをめくると、ダミーハーネスパイプ?にくっついているのでそれを使えば購入しなくてOK。
んで、さらに振動で万が一にも擦れないように、余ったロールバーパッドを110mmに切って斜行バーにはめておけば完璧。
メインロールバーの取り付け部はコーナーの部分の出っ張ったシール材を以下のように剥いでおくこと。
フロントロールバーの取り付け部は以下のようにアンダーコートを剥いでおくこと。
両者ともスクレーパーで剥いだ後に亜鉛スプレーで防食してある。穴あけしてからだとオイルやゴミで旨く塗れないから。
その後取り付け穴を開け、今度は穴の部分だけ防食だ。ちなみに下穴はちゃんと油を付けて開けた方がドリルの持ちが良く、最終穴は油を付けない方が後の処理が楽。
完成した写真はない。デジカメのメモリーが壊れてしまいました。くすん
で、フロントロールバーを外すには、フロアのねじとメインロールケージとの接続ボルトで切るしかないく、マツダスピードのカタログに「不必要時にフロントロールバーが外せます」と書いてあるが、フロントピラーに溶接していなければどんなロールケージでもおんなじ。
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