ホイールナットの一考察
昔からサスペンションにぶら下がる部品の重量を軽くすると、サスペンションの動きが良くなりコーナーリングが安定すると言われている。
また、ホイールやタイヤなどハブ回りの回転体の重量を軽くすると、上記の効果に加え回転のイナーシャー(マス)が減るため、加減速が良くなりタイムが縮むとも言われている。
その重量軽減の効果を表すために、それ以外の車両本体部分に比べ実際の重量軽減量の3倍とも10倍とも言われている。
つまりホイールで3kg軽くなったら、4本合わせて12kgの効果ではなく36kgや120kgの効果が有ることになっている(w
嘘じゃないけど倍数はちょっと付け過ぎ出ないかい?
普通考えたらイナーシャーは重量に比例、回転半径の2乗に比例なので、倍数はともかく気持ち的には間違ってはいないのかな?
そんで、最近はアルミホイールの軽量化だけではなく、ホイールを止めるナットも同時に軽量化するのが普通らしい。至極尤もである。
だがしかし、その軽量ナットとやらを調べてみたら大笑い。
純正21HEX袋ナット 32.6g 100円?
某社ジェラルミン軽量21HEX長めの袋ナット 22.8g 500円
某社チタン軽量17HEX長めの貫通ナット 20.0g 1000円
確かに純正ナットに比べ軽くなってはいるが、ホイールナットごときに20個セットで1万円も2万円も払えない。
さらにナットを変えてもねじピッチは一緒なので、アルミのもろさから考えるとねじ山をなめる危険がある。で、この重量差じゃ危険を犯してまで付けたくない。チタンも同様焼きつきやすいしね。
逆に言えばそれがあるからあんまり軽くなっていないのね、お金が無い言い訳みたい(w
で、見つけたのがこれ。
純正相当17HEX貫通ナット 19.6g 100円
一番軽いです、強度は鉄なので全く心配ありません。なんせ純正採用されているくらい強度があります(w
強いて言うと貫通なので、たまに掃除しないとハブボルトにごみが詰まるかもしれません。
もっとも過去に2年4万5千キロ乗った車で、同じ使い方をしていたけど全く問題が出ませんでした。
つーことで、2000円で13gx4個x4セットx10(にしておこう)で2080gの軽量化に成功??
まあ普通に考えると500g分も効果が出たら嬉しいかな?それよりも8000円以上浮いたのが遥かに嬉しい。デモカーでもない限り浮いたお金で練習練習。
トップページに戻る  自動車メニューに戻る