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アプローチの問題
で、この前の会計的解法は別段音楽理論の話ではない。

キーボードを探していて、CASIOのPS-20って10年くらい前のエレピを触ってみたら、あらびっくり!

これって生ピアノのタッチにすんごく近いんでないの?

ピアニストじゃないので静的な感触の話だけだが、高い音のキーが軽くて、低い音のキーが重い、それでいてバネで押すようなストロークを増やして単純増加する抵抗があまり無い。

普通のMIDIのキーボードって普通にバネを掛けてあるので、バネレートそのままにキーを押していくとだんだん重くなるもんだ。

んが、こいつはピアノのように同じ力で押して行けて、丁度キーとハンマーの重さだけを押してる感じ。

ちょっと前までCASIOって玩具のキーボードメーカーだと思っていた私の認識の弱さ、つーかカシオの工業力に完敗。

そりゃ、サンプリングが各キー毎に出来るくらい電子回路の性能が上がれば、次は如何にメカの操作感をシミュレートするかってとこに焦点を当てたCASIOってすごいと思う。

遅れて出た対向機のYAMAHAのP-70もいじってみたら、確かにセールストークのようにグランドピアノに近い気もするが、なんか今一つ踏み込みきれてない感じもする。

家庭で弾くには誇張した味付けの方が良いって感じ方もあるし、実際の木製ピアノと差別化しなけりゃいけない大人の事情って感じ方もある。

一人のエンジニアとしての私の感触はCASIO良くやったって感じ。(未だに20年前の関数電卓使ってるぞー!)

そんでやっとエレピを買う気に成ったのだけど、チビルダと遊ぶならCASIOお得意の光ってタッチの軽いキーの方が良いかな(w

19:08, Saturday, Nov 06, 2010 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ 携帯

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