2014年2月 |
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まあなんだ、合成砥石を使っても、天然砥石を使っても仕上がりが一緒ならば気にならないって人向けの話。
茎の部分に軽い錆と、部分的にどう見ても鍛錬の鬆の部分に嫌な錆が有る。
刀身と違って短期的に確認して油を引くわけでもないので、面倒くさいので黒染めしてしまった。
黒染めした後には油を染み込ませないとならないわけだが、水分を取って馴染ませるにはWD-40もラスペネもAZ水置換オイルも大差は無い。
んが保存用には、今まで大好きだったWD-40は敗北で、AZの長期防錆オイルに軍配が上がった。
丁子油と比べて臭くないし、刀身も曇らないのが良いところ。
欠点はワックス成分が多すぎて切れ味が若干落ちるところだが、使用前?にAZの水置換オイルか刃物油で拭えば問題無い。
AZの刃物油の方は、臭いが全くないのは良いのだけど、いつまでも油ぽくって埃を吸い寄せるのが最大の欠点。
結局、日本刀には臭いが気にならなければWD-40かAZ水置換オイルを定期的に塗るか、面倒くさかったらAZの長期防錆オイルを塗っておくのが楽ちんだ。 もちろん御刀油や丁子油が好きな人はそれでどうぞ。
次回は黒染め工程と、試し切りなどで出る渋の取り方、刃が返ってしまった時の研ぎというか戻しの三話構成じゃサザエさんに成ってしまう。
もっとも重文だからとか、使う度に研ぎとか拭いに出せれば自分でやらんでも良いけどね。 |
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