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2020年 2月
新型肺炎がPCRで検出できる、たった6時間で検出できる。
てな報道が、巷をにぎ沸かせているけど、それって正しいのか?とか考える以前の問題。
擬陽性な患者さんが居たとしよう。その患者さんから検体を取るのに30分(例えば、咽頭ぬぐい液、後鼻腔ぬぐい液、鼻腔ぬぐい液の3種)。
これを、検査をできる機関に送るには、感染症研究をしている大学病院か国公立機関を除けば、概ね半日から一日。
更に6時間PCRに掛けて、陽性が出て一次連絡をするも、再度PCRで確認を取ると、合わせて12時間以上。
ここまでで、36時間くらい必要だけど、検体数が一人3個だと、PCRによる確認数は三分の一になる、というか作業が飽和して更に結果報告が遅くなる。
当たり前だが普通に考えて1〜2日は最低必要だ。
問題はそこではなく、PCRで検出しているのは新型肺炎の塩基配列であって、既に治癒している人は検出できない。だって、ウイルスが体内に無いのだから(お
じゃあ、抗体検査をすればいいじゃないかって、上気道炎ごときじゃ抗体なんて抗体価の上がる2週間後あたりしか検出できず、それ以降は抗体価も急激に下がる。
そうじゃないと、毎年いろんな風邪に掛かってるはずがないじゃん。 |
流石に同じことを書くのもね。
中国疾病預防控制中心のにあるリンクから、新型冠状病毒肺炎疫情分布に行けるので、見て確認してください。
本家の方がデータのサイトより重いので念のためにリンクを張っておいた。厚労省もこれくらいやらんと、誰も知らない評価されない予算が減る、の三段論法が日本で通じるか疑問だけど。
日本にもCDCを設立ってときは、所管が違うところに行ってもらいたい。 |
このままでは同人誌即売会が中止になってしまう!なんてことはありませんように |
タイトルは知っている人は知っているGATEのまんまです。
今回のコミケは5月初旬なんで、先だってから書き込んでいる新型肺炎ことCOVID-19が、収束しないと大規模なイベントが中止に成ってしまう。
本日、東京都が500人以上のイベントは3月15日まで、原則的に延期または中止とする旨の発表が有った。
まあそれだけ日本でも蔓延する可能性が有るって話だが、事の発端の中国が落ち着けば確率的に日本も含め医療先進他国の蔓延の可能性も収束するはず。
いきなりだが、前に書いた中国の実行確定感染者数と死亡者数のグラフだ。
発表数値が概ね正規分布状の値を取り始めたので二次近似をしてみたら、概ね3月18日頃には確定感染者がゼロに成るようだ。
まあ、現実的には全くのゼロはないけど、統計や発表に表れてこないくらい=1万分の1程度の感染者数増加率になるであろう。
だが問題は確定感染者対死亡率が上昇していること。
3%は前に書いた様に二次感染していないとしたらかなりヤバイ。
そうなると死亡者数も多くなってしまうのが通りだ。
また引っ張り出したのは例の対数グラフで、推測では確定感染者14万人、死者3千人と成ってしまう。
そうは言っても、東京都の自粛は怖い気がするが、自粛日程は妥当であって、予想が良い方に当れば4月には収束している。
予測曲線が良い方に振れて、最悪でも死亡者が予想より少なく、より早期に終息に向かい、同人誌即売会は開催されることを祈っている。 |
新型コロナで騒いでいるが、次の問題は蝗害です。
公害ではなく蝗害で、バッタの大量発生(また大量発生)で、植物が食い荒らされて飢饉に成るやつ。
アフリカ東部で発生したサバクトビバッタの群れが、インドやパキスタンを超えて中国に迫ってきているそうな。まあ季節が冬なんで大丈夫とは思いたいが、なんせ中国だ。説話にもなるほどチェアマンこと毛沢東が雀が害鳥だと言ったせいで起こるお国柄。
個人的に気になるのは、中国へ行った際に鳥を見かけなかったこと。
日本では減ったと言ってもスズメは居るし、それ以上にカラス、ユリカモメ、ムクドリ、ツバメ等は都市部でも見かけるが、中国で鳥を見たことが無い。
今回の新型肺炎で部品の生産や製品の組み立てラインが滞ったけど、それ以上に中国は食糧の輸出国でもある。
それらを知っていると、大丈夫かな?と心配してしまう。冬場以前にヒマラヤ山脈が立ちはだかっているので大丈夫と思いたい。 |
あくまでも、データの集計法やグラフ化を主体としているので、扇動している訳ではない。
いい加減、累積感染者数や可能性の予測数値を書くのに飽きてきた。
今回のは、じゃあいったい収束に向かっているのか?はたまた発散しているのか?って話を統計的かつグラフで(オイオイ)なぞってみた。
青い線が、累積患者数-死亡者数-17日前の累積患者数x(1-死亡率)、要するに、現在の患者数の推計だ。
当たり前だが、お亡くなりになった方は申し訳ないが回復者数には含められないので差し引いてある。17日なのは通常日本での肺炎の回復日数が概ねその位だから。そんで、1マイナスの部分はお亡くなりになった方の重複を避けるため。
赤い線が推測される回復患者数で、グラフと言うか数値の確からしさの目安であって、数日前に中国で1万2千人は回復しているの発表に合っているか見るためのものだ。
まあ、概ねあっているので、結果的に現在の患者数は平衡状態にあるので、今後の対応に期待する。
さて、もう一つ考えなくてはいけないのは、これって本当に新型肺炎の直接原因で死亡したのか?要するにコロナウイルスだけが原因ってこと。
ウイルス性肺炎ってもちろんあるけど、良くあるのがインフルエンザに罹患して免疫力が下がり、結果的に細菌性肺炎に二次感染(合併症)が起こっているのかどうか情報が無い。
二次感染だとすれば、2.5%の死亡率は単に早期に治療を受けられなかったり、的確な治療を受けられなかっただけのシステムの問題で、そうで無かったら、結構ヤバい数値だ。 |
前に書いたが、今年は米国でインフルエンザが猛威を振るっているらしい。
ここまで、広がっているのを見聞きすると、これって新型肺炎(症例COVID-19、ことウイルス名SARS-CoV-2)じゃないのか?
スペイン風邪も、米国が発生源と言われているしね。
会社の同僚が最近米国に行ったけど、マスクがどこにも売っていない以外別段普通だそうだ。それお言うなら、元から米国では日本みたいにはマスクを売っていない。 |
今回はSARS重症急性呼吸器症候群ことSARS-CoV(解りやすいネーミングだ)、新型肺炎ことCOVID-19(nSARS-CoV-19Wuhanで良かった気がする)の発表の経緯を比較してみよう。
SARSは2002年11月初頭に症状の顕著な患者が発見され、その後感染が広がっていったのに中国が隠していた。
WHOが2002年12月中旬にかけて感染拡大の発生に気が付いて問い合わせるも、結局正しい情報が世界的に通じたのは2003年2月。
日本はそれを受けて2003年4月に新感染症、6月に指定感染症指定。可能性例16例と疑い例52例がスクリーニングされたけど感染者ゼロ。
最終的に5月中旬あたりをピークに下がり始めて、7月に終息宣言した。だがしかし、通常の散発だけではなく2004年に北京の国立ウイルス学研究所(IOV)が漏らして再発(オイオイ
新型肺炎COVID-19は推測するに2019年12月初旬に発見されて、本当は感染が広がっていたのに中国(武漢市)が隠していた。
日本は2020年1月28日に指定感染症に指定と前回より早く動いているのに、既に44人の確定感染者数。
患者数の前日比増減は弄られまくって良く分からなくなった、だが同じ期間続くって考えると、確定感染者40万人、死亡者5千人になってしまう
唯一の救いは、これだけ広がっているということは、普通に考えて重篤化率、死亡率が低くないと広がらない。のと、発生元の初動が遅れていた以外にない。 |
このところ書いているインフルエンザや新型肺炎コロナウイルスのせいではない。
なんかGoogleからメールが来るけど、フィッシングだと嫌だったので読んでいなかった(w
諦めて隔離しながら読むとコンソールが新しくなったとか?モバイルページに認定されました???なにそれ?
早い話がモバイル端末からのアクセスが多くなっているので、クローラーBOTをモバイル用で走らすからね、って話みたい。
そんで、モバイル用には、文字が小さすぎる、リンクが近すぎる、viewportが設定されていないの3つがエラーになっていた。
まあ、すぐ直って効果が大きいであろう、このCGIにviewportを設定した。そんで古すぎて諦めていたhtmlのファイルにもviewportを設定した。
そんで、クローラーBOTが確認のために読込みまくっているから、見かけのアクセス数が多くなっていたのであった。
さて問題は、文字のサイズをモバイルが来た時にどうやって大きくするかと、リンク間の距離を開けるってデザインやり直し?今しばらく放って置こう。 |
相変わらずCOVID-19ですが、今日の発表から集計方法を変えたとさ。
おかげで、累積患者数は前日比133%、累積死亡者数も前日比121%、死亡率は2.28%に微減は置いておいて、何がまずいかっていうと、CT検査で(肺炎が)判明した患者数も含まれるそうだ。
そうなると、間質性肺炎の概ね全てが引っかかってしまうので、本当のCOVID-19による罹患が解らず間違った治療をしてしまう可能性と、逆に軽度の患者を見過ごしてしまう恐れがあること。
前にも書いたがCOVID-19は、今現在判明している有効な治療法がないので出来るのは対処療法だけに成る。しかし、他の細菌性肺炎とかを、しっかり識別しないと治療が後手に回って死亡者が増えてしまう。
逆に極軽度の肺炎や肺炎を共なわない発症者を見過ごし、周りにバラまき更なる拡散を招く。
外務省の言う通り、邦人は即刻帰国した方がいいが、帰国者をどうやってスクリーニングする気なのだろう? |
この期に及んでやっと新型肺炎の名称が決まったとな。
後ろに19とあるように、皆が知っているように昨年見つかっていたのだが、公式な数値がいい加減だったのでこんな感じ。
前の予測では累積患者数が、3万6千人くらいで勢いが落ちてくると書いていたが、確かにそれは当たっていた。
しかし、あの時点で公表される数値が操作されていたか、それ以前に迅速検査法が確立されていないので確認数が飽和していたかだと思う。
前回から11日しかたっていないのか?11日の集計で精度が出たのか?っていうと、やっと正確な数値が出始めたって感じだ。
気になるのは死亡者数が多過ぎること。全く衰える気配がないどころか増えて行って、一時2.1%程度で安定した累積死亡者数/累積感染者数だったが、この数日急上昇して2.5%に成っている。
どう考えても、患者を確定するのを諦めたか、逆に余力が出来て死亡者の検視にそれが向いたように思えるが、細かいことはさておき、このままじゃ2千人を突破してしまう。
と言っても、他の病気の方が遥かに死者数が多いし、問題なのは迅速検査も治療法も確立出来ていない新しいウイルス性の症例が流行っていて、皆が不安に成っていること。
それでどうするかは基本的に同じだけど、不要な外出や人込みを避ける位には、フェーズを上げておいた方が良いのも事実だ。 |
先だって、我が家の鬼嫁が薬局に行ったら、消毒用アルコール類が全くないって電話をしてきた。
このご時世だからさもありなん、ネット通販でもないのを知っていたのだが、慌てて衛生管理用アルコールをネットで探したがこれも惨敗。
消毒用エタノールっていうのは、日本薬局方に基づいて医療用として販売されているやつ。
衛生管理用アルコールっていうのは、濃度の高低は有るものの、食品に使えるように概ね上と同じ。
さて、工業用アルコールってのは、大勢に影響はないのだが上の二つと違って色々なものが入っている。
今回慌てて購入した(オイオイ買ってるんかい)工業用アルコールはメーカーのSDSを見ると以下のものが入っていた。
エタノール 86%
メタノール 2.8%
1-プロパノール 8.8%
2-プロパノール 1.1%
SDSなので、普通に危険なものは1%を超えるもの、比較的危険なものは0.1%を超えるものしか書かれていないが、工業用でふき取り用なので乾燥後に残分が無い=油脂や金属=塩が入っていない。
もっとも、メタノールやプロパノール入っていても、別に飲んだり食品に掛けたりしないので問題ない。何よりプロパノールも消毒薬の仲間だ。
濃度は全てwt%(重量パーセント)なので、エタノールはvol%(容量パーセント)の90.24%含まれているはず。
これを消毒用エタノールの80Vol%=73wt%にするには、単純に100gあたり13gの水を加えるだけでお終い。
面倒くさかったらそのまま使えば良いし、もったいないと思ったら、100gあたり水を23g混ぜて70vol%=63wt%にして使えば問題ない。
まあ、一般的な不純物が無い工業用アルコールであれば、何とかなるって話。 |
消毒ではなく、殺菌若しくは除菌が正解であることは昨日書いた。
なんでエタノール(アルコール)で殺菌できるのか?除菌できるのか?って話。
除菌は菌を減らすだけで成り立つので、ぬぐい取れればアルコールである必要もないので水で十分。
水は分極していてそれ自体が強力な溶剤なのだから当たり前だが油分に弾かれるのは皆が知っている。
さて、エタノールに話を戻すと、実は何で殺菌できるのかは良く分かっていない(w
マジですよ!
基本的には菌やウイルスが失活したり壊れるから効果が有るのは分かっているのだけど作用原理が微妙なところ。
一説にはアルコールが還元してたんぱく質を凝固させるとか、浸透圧で構造を壊すとか、エンベロープのリン脂質を洗い流すとか、、、
だったら、アルコールの濃度が高ければ高いほど効くはずじゃない?
んが、数パーセントから菌に効き始めるが、当たり前だがアルコールと言うかお酒を生成してくれる酵母には20%を超えないと全く効かない。
ウイルスに対しては40%くらいから効き始めるけど、70%程度が最大でそれ以上に成ると効かなく成ったり、100%だと菌にもウイルスにも効かない場合が有る上に、販売されている消毒用アルコールは概ね80%前後。
まあ、宗教的に効いている訳ではないだろうから、化学的に効いているのだと思うのが普通。
で、なんで70%が一番効くのに、市販品は80%なのか謎なのだけど、実はこれも数字のトリック。
一般的に医療機関では体積対体積で濃度を表す。要するにv/v%(vol%)だ。これに対して工業用途では重量対重量のw/w(wt%)で濃度を表し、化学ではmo/Lや規定度N/Lを濃度表示使うのが普通だ。molは一定量の分子の重さのことでこれで計算すると重量%と同じだ。
濃度が100%より70%が効くのは分かっているが、じゃあそれを化学的に考えてみると、水は分子量がほぼ18なので1molは18gだ。同じようにアルコール(エタノール)は46gで、それぞれ50%ずつ混ぜてみよう。
水が18の50%=半分で9g、アルコールは同じく23g、合わせて32gなので23÷32で、約72wt%だ。
アルコールの体積は知っての通り温度で膨張収縮するので15℃計算するのが一般的と言うかJISで決まっているので、計算する以前に換算表を見ると72w%(重量パーセント)は78.67v%(体積パーセント)
日本薬局方で消毒用アルコールは76.9 〜 81.4 vol%と決まっているので、目出度く70%が一番効く!市販されているアルコール消毒薬が80%がきっちり一致!
じゃあ、ハーフ&ハーフにしたときになぜ効くかと、工業用のアルコールでの消毒の仕方などは、また明日。 |
消毒と一般的に言われているが、毒を消すから消毒というのであって、ウイルスや菌では意味合いが違う。
菌やウイルスを完全に殺して無くすのは滅菌。
方法は簡単で生物や、たんぱく質や、その根源となるアミノ酸まで破壊分解してしまえばOK。
方法論としては200℃以上の高温や裸火で焼くとか、二気圧以上の飽和水蒸気で蒸す(水蒸気の方が空気より熱量が高い)とか、ガンマ線で分子を分断するとかとても簡単。
滅菌は完璧にクリーンな状態になるのだが、生活環境を滅菌しようとすると一般生活どころか人体にも影響が有ってとっても危険。
一般的には人体に影響が軽微で、菌やウイルスを無くしたいと思うはず。
これに当るのは、殺菌や除菌で意味するのは感染できないように不活化するとか、感染しても発症しない程度に弱らすか数を減らすこと。
そこで、使われるのが過酸化水素(オキシドール)、ポビドンヨード(イソジン)、ベンザルコニウム塩化物(オスバン)、エタノールなど。
ポピヨンヨードは、色が付くので使いづらい。過酸化水素水は金属や酵素が有ると先にそっちと反応して失活するので使いづらい。
残るベンザルコニウム塩化物は、逆性石鹸なので通常の石鹸又は界面活性剤をしっかり洗い流してからじゃないと効果が中和阻害されるし、実はウイルスに効かない。
さて、エタノールについてはまた明日。 |
新型肺炎推移とか、新型肺炎推移グラフと書かないと検索されないようだ(w
先ずは煽りのグラフから
相変わらずの指数的伸びっぷりだが、恣意的だったのが意図的に感じる気配。
何故かというと、以前から新型肺炎の潜伏期間は2〜14日と言われてきたので、中央値を取って6日移動平均にしたのがこれ。
増加率は収束の気配を見せている。あくまでも前日比での増加率だ。
んが、実は症状が出て、もしくは濃厚接触者を病院で検査して罹患が判明、追跡調査をしたらって話なので、もっと潜伏期間が長かったり症状を共わない症例があると移動平均値はもっと伸びる。
収束してそうに見えて平行線をたどっている。と、言い放って煽りたいところだが、普通に考えて短期移動平均線が長期移動平均線を割ったのだから収束方向にあると考えたい。 |
さっき書いたけど、次亜塩素酸もアルコール(ほぼエタノール、イソプロピルアルコールも含む)は、共に消毒効果が有るけど混ぜちゃダメ。
次亜塩素酸は思いっきり酸化剤で、アルコールは思いっきり還元剤なのだから、純生同士を混ぜたら爆発します。 |
先ずマスクが無くなった、消毒用アルコールが無くなった、消毒用アルコールIPも無くなった。
返す刀で、オスバンもピューラックスも無くなったら、価格が10倍に成っていて、何故か酒税のかかる無水エタノールの方が異様に安い(w
と思ったら、奥さんが消毒用次亜塩素酸水溶液500ppmを買ってきて水酸化ナトリウムも入っているとか(w
別に飲むわけじゃないのだから、工業用アルコールだろうが、次亜塩素酸そのものでも、溶解するなり希釈するなりすればよいのに。ちなみに水酸化ナトリウムは塩素ガスを発生させないようにする安定剤でしかない。
ぶっちゃけ、エンベロープの有るRNAウイルスなら50%V/Vも有れば十分ですよ!もっとも30秒以上は静置しないと効かないので、アルコールでの消毒ではなく除菌を心掛けるか、乾燥し難い次亜塩素酸の方が効くと思う。エンベロープを持たないノロウイルスなどにも効くしね。 |
統計におけるグラフってものは傾向をつかんだり、極端な部分を探したりするためにあるもの。
中国の新型コロナウイルスの感染者数が恐ろしいことになっている。って、ニュースでやってるけど、こいつをグラフ化すると下のように。
わあ凄い、指数関数的な増加(w
これを、エクセルの近似式で綺麗に絵柄が合うように線を引くと3次多項式でフィットするのは普通に解るはず。
前方補外30日分追記させたら、40万人感染して8千人死亡と恐ろしいことに?というかこのまま伸ばしたら90日後に500万人感染9万人死亡って、なんのこっちゃ?
ここで、各日の累計患者数の推移をグラフ化したのがこちらで、増加数が恣意的に調整されている感じがする。最初大きくオーバーシュートしたのはスクリーニングが急に始まるとよくあることだが、その後一定増加率ってのも変なので、先ずデーターが恣意的であって、それを元にオーバーフィッティング(R2=0.9998は巧過ぎ)しているから、前のグラフはそんな数値になっちゃうけど、煽りに使うなら良いかもね?ではなく煽りに騙されないように。
あと数値が違い過ぎる二つをデータを一緒にプロットしたり、今回のように指数的な数値をプロットする場合は対数が便利。
こうすると、誰かが対数グラフ上で直線引いて発表しているとしか思えないでしょ?これを直線近似すると30日後に3万人600人くらいで傾きに陰りが見えるはず。これ以上は類推でしかないので考えるだけ無駄。
つまり、発表を鵜呑みにしたり、大げさなデマに騙されちゃいけないよ!
数値は10倍違っててもOK?どうせ、本当の数値に合わせるために公表値を調整しているんだから。
日本だって毎年インフルエンザに1000万人罹患しているはず(旧推計1500万人)だし、米国でのインフルエンザ罹患数は日本の4倍くらいと、もっと日常的に気を付けないといけないことがある。予防法は同じなのでとにかく手洗い・消毒と人込みではマスクと手袋、花粉症の時期に成ったら即ゴーグル装着! |
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