サンハヤトで基板工作

今時いらっしゃらないと思うけど趣味や仕事で電子回路の基板をちょっとだけ作る方法

解り難いよ実際に自分でやってる人じゃなきゃ

現在のお進め1

ガバーデータ出力で低価格の試作屋さんで本物の基板を作ってもらいましょう(汗
海外メーカーだと両面と多層で仕上りが大きく違う(要はラインが違う)場合があるのでご注意。。

現在のお進め2

サンハヤト感光基板 「インクジェットフィルムPF-3(10)」 + 「EPSON PX-V700(顔料性黒インク)」 + 「バキュームクランプ WKC-250」
完璧です、10milルールくらいまでは全く問題ございません。版が縮んだり傷ついたときは、新たに印刷すれば良いだけ。
こんな印刷設定がお勧め

過去に試した方法時代順かも?

1)遮光ペン手書きトレシングペーパー
感光に時間がかかるが仕上がりはまずまず、もちろん手書きなので細かいパターンは書けない。
2)遮光フィルム手張りトレシングペーパー
手書きよりも遙かに細かいパターンも出来る。しかし細かいパターンに味を占めても、今度は感光時間の長さが仇になって限界は低い。
3)半透明・透明アートワークフィルム手張り
当たり前だが10年前まではプロの基板でも使用していた方法なので仕上がりはかなり良い。ただし薄目のフィルムを使い、基板面と逆に手張りしないとパターンがぼける。
今となっては遮光テープ類が市場から無くなっているのでやりようがない。
4)コピー(レーザープリンター)トレシングペーパー
コントラストが低すぎて今ひとつ、手張り手書きよりもさらに細かいパターンに挑戦できるが、熱で寸法精度が狂う。第二原使用の質の良いトレシングペーパーなら有る程度利用できる。
5)プロッター書きトレシングペーパー
製図インクに墨を混ぜて書かせるとすばらしいコントラスト、でも今となってペンプロッター自体がはこの世に無い。製図用のインクジェットプロッターが身近にある場合は最良の方法。
6)レーザープリンターOHPフィルム
トレシングペーパー以上にトナーの乗りが悪くコントラストが悪い。コントラストを稼ぐのに数枚のフィルムを重ねることが出来るが、熱による寸法精度の狂いとの戦いとなる。旨くいったフィルムではかなり良い仕上がり。
7)熱転写プリンターOHPフィルム
金属箔入りのインクを使うとかなり良い、プリンター自体の精度にもよるが同じフィルムに2回印刷するよりも、2枚のフィルムを重ねた方が仕上がりは良い。アルプスのプリンターなら排紙せずに合成印刷できるので完璧。
8)出力センターフィルム出力
基板製作工程のレーザープロッターがイメージセッターと変わっただけなので、150線くらいで透明フィルム膜面基板側に出力すればかなり使える。もっとも出力センターでガバーデータを扱えないのでPCを持ち込むか、Acrobat、Illustrator、PhotoShopなどにデータ変換する必要がある。
8)サンハヤト純正
50%縮小カメラでやるのは40万円くらいかかるので初期投資がかかり過ぎ。プリンター出力をネガ感光フィルムで2回反転するのがコスト的には良いのだが、基板露光と合わせて3回露光するので手作業だと精度やぼけが気になるし面倒くさすぎ。

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