FDD-DRV簡単お手軽修理 |
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数ヶ月前から、PCの起動時にFDDドライブエラーが頻発するようになっていて、その症状がありがちでおもしろかったのでページにしてみた。
朝一番目の起動時にFDDドライブエラーでが出てドライブを検出できないのだけど、一日使っていたり再起動時には検出できたり再現性が非常に不安定。観察を続けていると朝一番の室内の温度が低いときにPCの電源を入れるとアウトで、室内が暖まっていたりPCが暖まっていたりすると全く問題ない。
大概温度に影響される場合は、
- コンデンサーの温度特性が悪く低温時に設計値と合わなくなる。
- 半導体が静電気などで破損していて高温時にリークが増え異常動作をする。
- 機械的に接触不良があり温度変化による伸び縮みで不具合が発生する。
もちろんほかにもあるけど、今まで動いていたものが急に動いたり止まったりする場合は以上の可能性が高い。
でFDD-DRVを外してみると。。。つまらないもう原因が分かってしまった。
これがFDD-DRVの電源コネクター部分のアップ。コネクターのピン周りの半田に丸くクラックが入っているのがわかると思う。
そう、単純にコネクターの抜き差しのストレスやナイロンコネクターの収縮のストレスで半田にクラックが入り、気分がよいと電気が流れ正常動作する気分屋さんになっていただけ。
結局、この電源コネクター部の半田を付けなおして、ついでに同じく抜き差しを繰り返しているFDDインターフェースケーブル接続コネクター部と、さらについでにFDDヘッドシークモーターへのフレキシブル基板接続部の半田を直したら正常動作するようになってしまった。
すこーしヘッドがずれていてフォーマットの具合が悪かったので買い換えようかと思っていたけど使えてしまうので困ったものだ。