GOURLをOPERA対応! |
GOURLをIE専用からOPERA対応に改造する |
このページを読んでいる人には説明の必要はないだろうが、GOURLはクリップボードにコピーされたURLを表示しクリックすることで自動的にブラウザが起動するソフトである。
そんなの必要ないだろう?って声も大きいけど、特に技術系情報のアーカイブなどでは、情報の入っているページをちゃんとリンク指定してないページも多いので便利。また裏技系情報などもそうだよね。(http://www.matilda.net/なんて表記だとクリックできないでしょ)
で、現在配布されているままだと、IE専用として開発されてるので、ブラウザをオペラに乗り換えても、GOURLの機能を使用しようとするとIEが起動されてしまう。
そこで、GOURLのオペラ対応改造を行うことにした。
ますは設定ファイルgourl.iniから。
[ブラウザ]
IE=C:\Program Files\Opera\Opera.exe
[IE=C:\Program Files\Internet Explorer\IEXPLORE.EXE]
見て解るように、本来のIE呼び出し行を” [ ”と” ] ”でコメントアウトしオペラのファイル位置を指定したのだ。
次に、GOURL本体ver.1.02のIEへのデータ受け渡し部分をバイナリーでエディットする。(どうも良いけどプロジェクト名とバージョン管理はして置いた方が後が楽だよ>GOURLの作者さん)
ファイルを比較しています :gourl.exe と gourl.org
0000375E: 20 2D
00003760: 20 6E
00003762: 20 6F
00003764: 20 68
00003766: 20 6F
00003768: 20 6D
0000376A: 20 65
新規ウインドウをshell起動するオプション文字列の部分だ、本来は”-nohome”という文字列を全て半角スペースに書き換えてある。gourlの開発言語はVBらしいので1バイトおきになっている。なぜならVB内部ではUNICODEで処理しているので0x00を付加した2バイトで扱われているからだ。
ということで、オペラに移行が完了してしまった。一部に使い勝手が悪くなった部分もなくはないが、セキュリティーが強化されてからだと思えば(実際そうなのだが)全く不便を感じていない。
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