ついにcelelon導入!

 K6-2/400からCeleron300Aへダウンしたけどアップ!

K6-2/400をメインに使用していたのだけど、とある数種のアプリで非常に困った問題が生じていた。

・高解像度が選択できない。

・高速スクロール時に描画が引っかかる。

・キー入力がリピートされたままになる。

このように生命に関わる障害が発生していた。えっ!ソフトは何だ?って。SolidWorks(3D-CAD)やProtel(EDA)やPhotoshopなど重い仕事アプリではなく本当に命に関わる重要なソフトだと言っておこう。

・解像度問題の原因はソフトがインストール時にCPUを判定していてpen2でないと駄目らしい。CFGファイルを書き換えると・・あははは・・・

・スクロールについては間違いなくCPUの癖かチップセットだ、試しに違うマザーでMMX233をオーバークロックして試すと引っかからない。

・キリピートに点いてはBIOSかCPUかキーボードI/Fが怪しい、全部だ!
昔々サイリクスの486で同じ様な症状が出たことがあったな。

仕方がないのインテル純正HXマザーで試してみるが、動作安定性よりも動作速度の方が問題になってしまう。2年前は結構良いマザーだったのに残念。

勢いマザーとCPUを調達に走るが勢いの割には予算がなかったのでCeleron-300AとABIT BM6の組み合わせになってしまった。slot1が何となく好きになれなかったのでちょうど良いのだけど。

これが今回の購入品、箱入りCPUは久しぶりなので・・・前にも書いたか?

ソケット周りがかなりすっきりしていてヒートシンクが付け易そう。その分ボードサイズも若干大きめでP5Aなどと比べると一穴分大きい。

早速組み込み、win98をsafeモードで起動してマザーに関係するリソース関係をPnPを使用するカードも含めて全て削除(モデム以外全部だった(^^;

流石インテル純正!3回ほど再起動すると何とか動くようになってしまった。(TNTの機嫌が悪く3回余計に起動したのは自分のミスだと思うので含まず。)

DMAコントローラーが何故か2個見つかり2個目が動かない・削除できないのは、愛敬とすれば特に問題なし。いつの間にか復帰、やはりこーいうときは1個目を切って再起動が定石か?

USBがBIOSで切れないのでドライバー組み込み後98上で使用不可にする。
IDEも同様に切っても見つけてしまうので勝手に入る標準ドライバーでも入れておいて使用不可に。

早速、ベンチと思ったら起動時間が予想以上に速くk6-2との違いを体感できてしまう。そんなはずはと起動画面をよく見ると・・・100MHz×4.5に成っていた!まあいいや(^^;

HDBENCHは良いのだけどFRが動かない、MSVCRT.DLLでページ違反が出ているのでファイルを検索するとCドライブにバージョン違いが4個もある。safeモードでFRのディレクトリーからMSVCRT.DLLをwindows\systemに上書きコピーして復旧。

それで、これがベンチの結果:

FR OverAll 
celron 100x4.5+TNT

4.15
celron 100x4.5+Voodoo2

4.15
celron 66x4.5+Voodoo2

3.29
K6-2 100x4+TNT

3.23
K6-2 100x4+Voodoo2

3.18
K6-2 115x4+Voodoo2(115.115)

3.82

HD Bench

整数演算

浮動小数点
celron 100x4.5

28980

36527
celron 66x4.5

19289

24298
K6-2 105x4

32243

26065
K6-2 100x4

30658

24808

見てわかるとおりノーマルだと負けどうし、ただしチップセットの影響か描画能力(メモリーアクセスも)がかなり改善している様子。

ノーマルで使いものにならないのはかなりの問題ではあるが、取りあえず3個CPUを購入して1個は2.0Vで105MHzまでOK、残りの2個は2.1Vで102MHzが限界。室温30度でsuperPAIを使用し負荷100%にて2時間落ちないという基準。そんな使い方はしないので1段ディレーティング。さらにクロックも100MHzに落として2段(笑)

それで、問題のスクロール中の引っかかりや、キーリピートの入りっぱなしはすっかり解消。また、K6-2ではヒートシンクの温度上昇がかなりひどく自宅を恒温槽状態にするとなり怪しい雰囲気(ケースの中がきな臭い(笑)だったのが普通に暖かいと言う感じになり一安心。

ただし電源が付いてきていないようだ、電源を切ってもキーボードのパイロットランプが変に付いたままになったり、一度ACケーブルを抜かないと電源が入らないことがあった。
ホットキーやマウスの操作で電源が入れられるのだが、どうやらこの回路の消費電流が多いみたいで変なモードに入り込んでしまうようだ。
最近のマザーは常時電源の定格が1A近くあるものを選んだ方がよいようだ。エナジースターって何??

結局、ベンチは目安には成るけど最後は自分の使うアプリで試してみなければ駄目だということ、ちまたで言われているとおりSuper7マザーはCPUしか速くないという、当たり前の結論だった。

今回はほんとにお勧めでき無い。基本的には遊び以外ではオーバークロックなどしないのだが予算がないからしょうがないんだものと開き直ってる。

残った2個のCPUの行方は如何に・・・もう見えてるけど(爆)

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