デスクトップPCにフラッシュカードリーダーを導入 |
データの持ち運びや、デジカメからの転送を高速化出来るかな?追加項目へジャンプ |
デジタルカメラからのデータ転送にFLASHPATHという3.5インチFDのふりをするアダプターを使っていたのだが、FUJIのDS20を使っていた時はスマートメディアが4MBで足りていたためデータ転送時間も数分と気にならない時間で済んでいた。
OLYMPUSのC2000を購入してからは必要なメディアが8倍の32MBに膨れ上がったため転送時間もFLASHPATHでは20分程度かかる様になってしまった。
また、メインで使っているPCがデュアルCPUなのでFLASHPATHが使えなかった。一度試しにインストールしたら二度とブートしなくなり焦ったことがある。ちゃんとデュアルCPUでは使えない旨注意書きあり。それから、会社から自宅に大き目のデータ(ダウンロードした開発ツールのセットとか)を持ちかえる時に、FDDで10枚以上になるとノートパソコンにコピーして運んでいたので不便を感じていた。
会社の同僚にどうしているか尋ねると、まともな方は予算が無いのでMOをドライブごと運ぶとか、気合いの入った方はHDDを運ぶとか、都度CDRに焼くとか。。。
それで、デジカメとのインターフェースも考慮してフラッシュカードリーダーを導入してみることにした。
●自宅のPCはSCSIが付いているのでSCSI接続で何らかまわないので、某HPの個人売買でメルコのMCR-SFBを入手した。
写真は付属の5インチベイアダプターに取りつけたところ、PCとの接続はSCSI-2で普通に繋げればまったく問題ない。
フラッシュカードとコンパクトフラッシュのスロットが付いており、スマートメディアの読み込みには、やはり付属のアダプターを利用することになるが、このアダプターは単品で購入しても結構高価だしノートパソコンでも使用できるのでちょっと得した気分。
●会社のPCはSCSIが無いので、
- SCSIインターフェースを新たに足す。
- ISAカード付きのPCMCIAスロットを導入する
- ATAPIインターフェースに接続する。
と、3通りが考えられたが、T-ZONEでリムバーブルカートリッジに入ったATAPI接続のカードリーダーが売られていた。
リムバーブルカートリッジ開けてみれば当たり前だが、中身はATAPIドライブが入っていた。念の為にメーカーのHPで確認しても、ドライブ単体をカートリッジに入れたものとあり、マニュアルにも単体での使用方法が書かれていた。
そこで、普通の5インチベイアダプターに乗せ替えPCに繋いでみる。
ATAPIなのでカードを刺した後に電源を入れてBIOSで認識させなければならないが、どうやってもまったく認識できない。もしかしてデジカメのフォーマットは読めないのか?と思い、ノートパソコンのPCMCIAでフォーマットし直してもだめだった。一応同一メーカーのリムーバブルケースも入手して試してみたがやはりだめ。。。
もっとも、良く考えたら会社のPCはNTなので、その都度リブートするのは面倒だと言うことに気づいたので、さてどうしようかな?
販売店に調査依頼をしたところ、販売店の在庫も含め同一の認識出来ない症状が再現し、メーカーへ調査依頼中とのこと。結局、他の製品に差額交換してもらうことになった。
交換してもらったのがこれ。I/O-DATAのCardDock-IN/SCだ。基本的にはメルコと一緒で内蔵SCSI接続。
違う点はスマートメディアアダプターが付属し無い&コンパクトフラッシュ利用時もアダプターが必要(もちろん付属無し)なので、実売価格差約3千円を考えると一台目の購入としては割高感が有るかも。
もちろん良いところも有って、SCSI-IDが外から変えられるとか(前面写真左)、5インチベイアダプターの作りがしっかりしているとか。。。どうでも良いかも。
で、SCSIホストアダプターの追加が必要になってしまったので、TekramのDC315(ULTRA-SCSI)をFLIP FLAPで購入した。BIOSが乗っていないためBootは出来ないが、箱入り日本語マニュアル・1:2ケーブル付きで\3,800だったのでかなりお得かもしれない。
秋葉原でCD-Rの安売り店などでは激安入門セット用として、AHA-2920(PIO転送)やDC310(FARST-SCSI)を同一価格帯で売っていたりするのでそれよりは遥かにお得かな?
ということで、「安定した小型コンピューター(PC)向けインターフェースはSCSIが一番!」という持論がまたしても強いものとなってしまった結果となった。
トップページへ戻る 目次ページに戻る mail to: web master