いろいろあってルーターを導入 |
YAMAHA RTA50iを導入したもののさらにいっぱい問題が・・・ |
自宅では3台ほどパソコンがあるので勉強用を兼ねて(と書くとかっこいい?)LAN接続している。
メインに使用しているマシンが有るのだが実は実験マシンも兼ねていて、前回のRAID導入の際に全く起動できなくなり通信関係も壊滅的な打撃を受けてしまった。
それと、会社から持ち帰ったノートパソコンをLANに参加させるときもいろいろ設定を変えないとならないのでめんどくさく思っていた。ipchangeなどを使用しても今ひとつうまくいかない。そこで、ダイアルアップルーターを導入してDHCPなども一気に解決させて楽しようと思ったら。やはり楽有れば苦ありでしたhi。
ルーターを買うという手段のために目的を作った気もするが・・・
(サーバーを立てるという案ももちろん有ったが、普通のパソコンの電源を常時入れておきたくないのとLinuxにまだ悪戦苦闘しているために却下)機種の選定は以前一緒に仕事をしていたプロのネットワーク管理者にエンジンもルーターもYAMAHAだと刷り込まれていたので、一応富士通も考えたけど悩むことなく決定。こー書くと本人から「Ciscoにしろって言ったろう」と、つっこまれそうだが家庭用ということで。
購入後、さあ接続しようと思うとシリアルポートが普通と違いDTEらしいが、なんとISDN局線・10Base-T・ストレートシリアル・Mac用変換の各ケーブルに25-9Pinアダプターまで全て付いている。
やはり初心者向けなのねと思ったのは甘かった。やはりプロ御用達のYAMAHAさんルーティングの設定については付属マニュアルにも簡単WEB設定にも全く書いてない(^^;
富士通の方は簡単WEB設定でフィルターも設定できるらしいが設定情報の有無や設定自体が簡単かどうかは知らない。付属CDに詳細マニュアルがPDFで入っているのだが、古くて見出しが無いやつなのでFAQと合わせて最新版をダウンロードすることにした・・・サイトはいつも通り重いです。IIJにミラーがあるのでそちらに有るものはそちらを利用した方がよいみたい。
設定を始めてNETBIOS関係は殺して有るつもりなのに何故か外に出ていってしまう・・・悩んでも解らないので某掲示板でプロにご登場いただくと、こちらがマニュアルを読みながら質問を書き込んでいるうちに答えが返ってきてしまう。さすがにすごい!
ここまでは、一般的な問題なので教わったとおり設定すれば問題なかったのだが、私の環境が悪いのかMicrosoftが悪いのか・・・
結論から言うと。
- CDイメージをHDDに圧縮コピーするソフト
- ゲームソフトHλrf-Life
- リンクURLが絶対指定のhtmlファイル
- やはりIE
最初の2つのソフトはパッチが出ていたのでパッチを当てるが、CDソフトの方が何故かまだ駄目みたい>原因は本題にもあり。
URLに関してはオフラインを設定をしておけば問題ない。更新ボタンとか押さなければね。
それで、本題:
表示=インターネットオプション=インターネット一時ファイル=設定で、「新しいバージョンの確認をしない」と、設定しないと何故かOSの起動時にまで見に行ってしまうみたい。(Win98)
これで一時安定していたのだけど、残念ながらうまく行かない。結局RTCONというソフトを入れて、手動で接続許可を出している。
パソコンが動いていれば着信時にポップアップで発信者番号が表示されたりして、これはこれでとっても便利。楽しい失敗談:
勢いに乗ってfilter設定をちゃんとしようとプライベートアドレスをrejectしたのだが、secureの設定をすっかり間違える。
pp1#ip pp secure out filter x x x (xはプライベートアドレス達)
当たり前だけど全く外に出られない。NATの外側でフィルターかかってると思ってたから。syslogを全部取れとプロの指導にいただいたので「pass-log 全部」とだけ指定したままnotice onしてrejectの動作確認。
log収集にRTCONを使っているのだけど、あまりのlog量に飛んでしまった、もちろん見たいログはルーターのメモリー上にもありませぬ(^^;
テストや情報集めにNETをうろうろしてたらすごい課金が・・取りあえずISPは一つ上の(長時間向け)課金設定に、NTTはタイムプラスを設定。でも考えたら適用は両方とも来月分からなのね・・・
RTA50i アナログポートの設定 |
またまた特殊な症状発生、今度は電話機が犯人 |
以前はNEC COMSTAR PC DashのIOデータ向けOEM品をシリアル接続で使っていたのだけど、ダイアルアップ時に同期-非同期変換かシリアル制御の負担が重いのかRTA50を使うようになって若干レスポンスが良くなった感じがしたので少しは良かったかな???
前述の機種はアナログポートが1つしか無かったし、ナンバーディスプレイなどの付加機能に対応してなかったのであまり考えないですんだのですが・・・
簡単設定WEB設定からいろいろ試してみられるのでついつい遊んでしまった。
サブアドレス:
設定することで疑似ダイアルインが実現できる。サブアドレスは半角アルファベットも使えるけど数字の方が良いみたい。アルファベットを使うと発信者側の入力の問題もあるけどコールバックしても正常に動作しない場合があった。
ダイアルインのように使うためには、着サブアドレス無し着信を着信しないに設定する。もちろん全ての機器に設定してしまうとアナログ回線から電話が通じないこともあるので1つくらいは着サブアドレス無し着信を着信する&グローバル着信をするにしておく。いたずら電話で困っているような方の場合は電話が2台有る場合、プライベートな電話の方に、着サブアドレス無し着信を着信しないか登録番号から着信を許可設定してやればサブアドレスを知らない着信や指定場所(端末)以外からの着信は拒否できるので自宅にいながら山籠もりも出来るかもしれない(^^;
ちなみにこのときは対応機種が接続されていないと発信側にアナウンスされます。
WEB設定のcgiが旨く動いていないみたいで、着信ベルや着信拒否番号を設定するとWEBサーバーがハングしてしまいます。Restartしないとだめ。TELNETで直接コマンドを打てば問題なし。疑似コールウエイティング:
設定すると、要するにキャッチホン状態になる。モデムを接続したポートには設定しない方が安全。
- モデムで着信を受けない場合=ポートの使用制限を発信専用設定にする。
- モデムでも着信を受ける場合は=話中の着信通知をしないに設定する。
- モデムでダイアルアップなどを受け付けている場合=サブアドレス無し着信を受けない・異なる機種からの着信を受けない・グローバル着信を受けない・登録番号から着信を許可さらにコールバックするなど好きなだけ門を狭める。
話中着信時に切り替わらない(フッキングを検出できない):
実はこれが本題。我が家の電話は普通にFAX付き多機能電話なのだが、手動でフックを操作するとチャッタリング防止のためか1秒以下のフッキングが送出できなかった。SANYO SFX-S1TA。で、よく見るとフラッシュボタンが付いていた(爆)これを使えば1秒以内のフッキングが出力されて話中の着信に切り替わる。
フラッシュボタンがない機種(若しくは調子が悪い)場合は、フッキングとオンフックを区別する時間を2秒と設定すれば手動フックでもうまく行くようになる。ただし2秒以上オンフックしないと回線は切断されない。切り替え後、元の電話を忘れてオンフックすると、擬似的に着信ベルをTAが鳴らすので慌てずに電話に出れば大丈夫。
逆に思いっきりフッキングの反応がよい昔の電話や一部のモデムなどでは着信時オフフック後のフック検出無効時間を1〜2秒設定してやらないと受話器を取ったときに変な動作をする場合があるので注意。
RTA50i その後 |
すっかり落ち着いて常用中。今までの苦労は・・・ |
RTA50iを導入後、しばらくの間「勝手に接続しちゃう病」というのがどうしても完治しなかった。
今までかかってやっと対策ができたので自動接続設定やスタティックルーティング設定を楽しんでいる。いや〜!ちゃんと動くって、当たり前なことだけどとっても大事でとっても便利なもんだと、深く痛感してしまった。
結局問題の原因はやっぱり Windows98 with MSIE4.x とこちらも当たり前?の結果だった。
まともに動くの動かないのといろいろと言われるOSって、いったいなんだろうね?もうちょっと基本性能(仕様)さえしっかりしてくれればDOS時代のようにベンダーレベルである程度まともにソフトなどが(パッチも)開発できるようになるのだろうか?さて、愚痴はおいておいて、NetBIOSは即刻フィルターしたしブラウザ終了時のリセットパケットやntpは素直に80,8000,8080,ntpをestablishでrestrictしてあったので 「IE」が怪しいかな?というのは前回も書いたが、気がつくとYAMAHAのサイトでもかなりフォローアップされていたりする。そーとー苦情や問い合わせが多いのだろう。
私の場合Windows Updateを切ってもやはりだめだった?ので、ついに「IE-OFF」なるソフトを利用してWindows98からIEを引き剥がしてしまったら・・・いやーさっぱり全くきれいに直ってしまった(笑)
以上で、安心して自動接続設定やルーティングを楽しめるようになった。単純に二つのISPにメールを取りに行くのをルーティングしただけだけどね。(やっと本来のお仕事をさせてあげられた)
今まで悩んでいたのが全く無駄だったのね!「最初からこうすれば良かったと声高」に叫んじゃおうかな?などと思っていたら、前出のYAMAHAのサイトを久しぶりに良く読むとルーターのファームが上がっていて、問題のNetBIOSやtcprst/tcpfin(リセット関係)やnntpなどのフィルター設定が自動的に組み込まれるようになった。
自分で苦労して解決できると嬉しいけど、気がつくと誰かが解決していたというのはちょっと悲しい・・・
まあこのバージョンアップでRTA50iも、簡単WEB設定でフィルターの設定も行えるようになっていて。富士通のNETVihicleに負けていると私が感じていた部分も無くなったので良しとしよう。実はタイプミスでtcprstをLANに掛けたりPPに掛けたりして悩んだことがあったので、簡単WEB設定のフィルター設定も、PP/LANのin/outの何処にどのフィルターが掛かっているか一目でわかるのがとても便利だと思う。
簡単でつまらなくなったと言うあなた、まともなISPなら送ってこないと思うけど10.0.0.0/8とか172.16.0.0/12とか192.168.0.0/16とかは自動でフィルターが掛からないのでそこら辺は玄人らしくしっかりと掛けてほしい。
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